最先端技術へのチャレンジ
『金属３Dプリンター＋切削』複合加工機
東新では、常に最新の加工機に目を光らせ、新技術を基盤とした新規事業立ち上げに取り組んでいます。
現在進行中の、設備導入と新規事業の事例について紹介します。
新型3Dプリンター新規事業、金型をつくる！
東新は、新型の金属3Dプリンターである『金属光造形複合加工機』を導入。
従来の金属3Dプリンターでの造形物は、積層表面が粗く、用途が限られてしまいます。
新型金属3Dプリンターの特徴は、金属粉を焼結し積層させた後、自動で切削加工を行うこと。
切削工程が追加されることにより、積層表面の精度が飛躍的に向上。
金属3Dプリンターによる造形物の可能性が大きく広がりました。
その１つが、造形物の金型利用です。
高精度な金型を、3Dプリンターで製作。
金型職人の金型知識は、3Dプリンターに組み込まれたCAD/CAMに内蔵。
結果、今まで限られた地域や環境のみでしか立ち上がらなかった金型製作が、世界中の至る所で
行えることになります。
１、従来では不可能な水冷管の配置
３Dプリンターのメリットを最大限に活かし、金型に必要不可欠な水冷管を三次元的に配置。従来の製造方法では二次元的にしか加工できなかった水冷管を三次元的に配置できることで、従来の金型よりもより精度の高い成型物を生み出すことが出来ます。
２、CAD／CAMによる正確な解析
職人の経験によって行われていた金型の解析。
CAD/CAMの活用により、熟練した職人レベルの金型解析を、世界中で行うことが可能になりました。また、世界各地で行われた解析データを、CAD/CAMで共有。
解析情報が随時更新され、常に世界最新の金型知識が蓄積されます。
いち早く新型金属3Dプリンター『金属光造形複合加工機』を取り入れた東新製作所。
新規金型事業の立ち上げだけでなく、新型金属3Dプリンターの活用法の研究も同時に行っています。
金型事業の立ち上げと、新型金属3Dプリンターの活用研究。
この２つの可能性を追求できる人材も随時募集しています。